“不死身”のアクションスター、ジャッキー・チェン(61)がSANKEI EXPRESSのメール取材に「体力の限界。『ライジング・ドラゴン』(2012年、香港・中国合作)を最後のアクション映画出演としたい」と回答したのが2013年春のことだった。エンドロールでも、同趣旨のメッセージが流れ、チェンが並々ならぬ決意で撮影に臨んだことをファンに明かしたことは記憶に新しい。
シルクロード舞台に
そんなチェンが、時代劇を得意とする香港生まれのダニエル・リー監督(55)とタッグを組み、壮大な歴史スペクタクル「ドラゴン・ブレイド」で主演を務めた。チェン自らもプロデューサー、アクション監督を担い、製作7年、総製作費80億円、撮影に使用した馬400頭-と、時間も資金も潤沢に投入した本作の舞台はシルクロードの広大な砂漠地帯。中国・前漢(紀元前210年~紀元後8年)時代に古代ローマ帝国軍が中国領土の侵略を試みたという史実をベースとしている。