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【坂上忍の白黒つけて何が悪い!】見応えたっぷり チームワークの作品 (2/4ページ)

2016.2.12 13:30

映画「スティーブ・ジョブズ」(アーロン・ソーキン監督)。公開中(マンハッタンピープル提供)。(C)Francois_Duhamel

映画「スティーブ・ジョブズ」(アーロン・ソーキン監督)。公開中(マンハッタンピープル提供)。(C)Francois_Duhamel【拡大】

  • 俳優、タレント、歌手、映画監督、演出家とマルチに活躍する坂上忍さん(中鉢久美子撮影)

 監督は「トレインスポッティング」(1996年)、「スラムドッグ$ミリオネア」(2008年)のダニー・ボイル(59)。脚本は「ソーシャル・ネットワーク」(10年)、「マネーボール」(11年)のアーロン・ソーキン(54)。

 ボイルはこれまでのテンポのいいカメラワーク、カット割りをあえて封印することで、登場人物の内面に踏み入る覚悟が見受けられ、人間の機微を描写することにたけたソーキンは、まさに真骨頂のでき映え。最強タッグの誕生ですな。そして、この切り口で脚本にGOサインを出したプロデューサー陣の勇気も、ここで称(たた)えておきたいと思います。

 存在を忘れたら成功

 キャスト陣の演技も秀逸でございました。ジョブズ役のマイケル・ファスベンダー(38)も、ジョブズを陰で支えるジョアンナ役のケイト・ウィンスレット(40)も、余計な芝居を一切していない。役者の心理として、頭で分かっていてもやりたくなっちゃうものなんですよね。「ここは俺の見せ場だから!」的な想(おも)いが、ついつい演技を過剰なモノにしてしまう。

ひとりでは作れない

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