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【坂上忍の白黒つけて何が悪い!】とことん男目線 新鮮なラブコメ (1/5ページ)

2015.9.4 11:30

【メディアトリガーplus(試聴無料)】映画「恋人まで1%」(トム・ゴーミカン監督)。9月19日公開(アットエンタテインメント)。(C)2013_AWOD_Productions,LLC.All_Rights_Reserved

【メディアトリガーplus(試聴無料)】映画「恋人まで1%」(トム・ゴーミカン監督)。9月19日公開(アットエンタテインメント)。(C)2013_AWOD_Productions,LLC.All_Rights_Reserved【拡大】

  • 俳優、タレント、歌手、映画監督、演出家とマルチに活躍する坂上忍さん(中鉢久美子撮影)

 □映画「恋人まで1%」

 今、注目の若手俳優であるザック・エフロン主演のラブコメディー。ちなみに、わたしはラブコメディーが苦手とまではいかないが、なかなか見る気になれないでいた。というのも、どんな気分の時に見ればいいのか分からないのである。

 純粋に「映画が見たい!」というときは、最も好きなジャンルであるサスペンス系やアクション作品を選択。じっくり、スクリーンと向き合いたい気分の時は、作家性の強い作品を選ぶ傾向にあり、何も考えずに笑いたい時は、「ハングオーバー」シリーズ(トッド・フィリップス監督)や「フル・モンティ」(ピーター・カッタネオ監督)などの男のバカ騒ぎ系に心惹(ひ)かれる。

 要するに、わたし自身がラブコメディーが見たくなる気分に欠けているのかもしれない。別にメグ・ライアン(53)だってキャメロン・ディアス(43)だって嫌いなわけではないのに…。

 彼女から寝息が…

 で、なぜなんだろうと考えてみた。すると、2つの要因にたどり着く。1つは、「映画は1人で見るモノ」という癖が、わたしに染みついているから。そりゃあね、昔はデートといったら映画でしたよ。特にわれわれの世代は、判で押したように映画から晩ご飯という流れが定番でしたから。

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