確かに、フードスタンプの受給者は増えている。
受給者は2013年3月時点で4767万人。総人口が約3億1400万人で、その約15%が受給者になる計算だ。09年の受給者は3300万人だったから、約4年で1300万人も増えている。
米農務省の統計によると、その経費は12年会計年度(11年10月~12年9月)が746億ドル(約7兆6100億円)。ほぼ毎年、過去最高を更新し、13年は2月までの5カ月間で318億ドルに達した。
低所得者対策が、その時の政権の政策として扱われてきたため、受給者の条件が緩和されてきたという経緯もあるが、増え方は尋常ではない。
また、低所得者の増加は、一部の富裕層と貧困層との“格差”が広がっているという現実が理由だとしても、使い方のルールまで緩めて、甘やかす必要はない。
10カ月連続で過去最多を更新
一方、日本でも生活保護費の不正使用は問題化している。
厚生労働省は5月22日、全国で生活保護を受けている人が2月時点で215万5218人(前月比1576人))となったと発表した。10カ月連続で過去最多を更新しており、受給世帯も157万4643世帯となった。