7月7日の七夕に、大阪市営地下鉄御堂筋線で開かれたファッションショー「チカテツコレクション」。30年ぶりとなる今回の“チカコレ”には、40組80人の募集に500組が殺到する人気ぶりだった。ただ、参加できるのは女性だけ。さらにショーが繰り広げられる車両には“目隠し”がされて駅ホームからは見物できないなど、閉ざされたショーだった。これではPR効果も半減だと思うのだが…。(木村郁子)
同性でもどきどき
ショーの“舞台”となる列車は、なかもず駅検車場から出発。新金岡駅を過ぎたあたりで車内灯が消えた。さあ、ショーの始まりだ。
軽快なポップスにあわせて、チューブタイプのバンドゥビキニなど最新の水着を身にまとったモデルたちが颯爽(さっそう)と登場。腰に巻いたパレオをモデルが歩きながらさっと取り払うと、車内からどよめきがあがった。セクシーな装いに、同性でありながらどきどきした。