腰部にハイパーバズーカを装着。フル装備状態の「MGガンダムVer.3.0」((C)創通・サンライズ)【拡大】
加えて、「組み立ててシールを貼るだけでも十分格好いいキットですが、改造や塗装をして楽しむことができるのもガンプラの魅力です。プロモデラーとして改造や塗装例を提案させていただくならば、外部装甲を開閉可能に改造して内部機構を見せたり、お台場の情景を再現しても面白いでしょう。また、Ver.3.0を塗装してバリエーション機、グレーを基調にした塗装のG-3ガンダムや、赤い機体のキャスバル専用ガンダムにするのも楽しいと思います」と話す。
それにしても、ファーストガンダムの放映から既に34年。いまだに「RX-78-2」がリメークされ続けている背景はどこにあるのだろうか…。
模型文化に詳しいフリーライターのあさのまさひこ氏は「ガンプラ発売10周年記念に多色成型パーツを用いたHGを出してから、今のリメークの流れが始まったと言っていいでしょう。以来、その時代のニーズに合わせて、より実在の兵器らしく、次々とディテールが加えられていきました。当初はバンダイが主導する形でしたが、最近は逆に、世の中が求めるガンダム像をバンダイが追い掛けているという感じです。架空の兵器にこれといった完成形はありませんから、クリエーターやイラストレーター、デザイナーらが『もっとこうした方がいいんじゃないか?』という提案を次々と出していって、ディテール、解像度がどんどんと高まっていった。インターネットの普及もあり、ユーザーが求めるガンダムの理想像は日々、進化しているというのが現状です」と解説する。