日本自動車輸入組合が4日発表した2013年度の輸入車(日本メーカーによる逆輸入車を除く)の新規登録台数は、前年度比22・9%増の30万2018台となり1996年度以来17年ぶりに30万台を突破した。
前年水準を上回るのは4年連続。欧州メーカーが投入した日本人好みの低価格・低燃費モデルが好まれ、国内の登録車に占めるシェアは8・8%と66年の統計開始以降最高を更新した。
安倍晋三政権の経済政策アベノミクスによる景気回復で1千万円以上の高級車が5割増加したほか、消費税増税を前にした駆け込み需要も台数を押し上げた。
ブランド別ではフォルクスワーゲン(VW)が25・2%増の7万2157台となり、14年連続で輸入車販売トップを獲得。