フォード「GT」【拡大】
アメリカと言えばトラック
迫力満点のボディーと派手で威圧的なグリルで目立っていたのが、ピックアップトラックだ。トヨタは新型「タコマ」を初公開。約10年ぶりのモデルチェンジで、今回が3代目となる。また、GMがシボレーブランドで発売する「シルバラード」や「コロラド」、GMCの「デナリ」もそれぞれのブースで強烈な存在感を放つなど、景気回復を感じさせる『パワー』に満ち溢れていた。
ミニ、インフィニティ、レクサス…他にも魅力的なクルマが目白押し
ミニは昨年発表した2シーターのコンセプトカー「スーパーレッジェーラ ヴィジョン」を出展。デザイン性の高いユニオンジャック型のテールランプがひと際目立っていた。日産の高級車ブランド、インフィニティはコンセプトカーの「Q60」を初公開。次期型「スカイラインクーペ」と噂されるスポーツクーペが姿を現すと報道陣から大きな歓声が沸き起こり、一瞬で無数のフラッシュに包まれた。
トヨタ自動車の高級ブランド、レクサスのブースで主役を張ったのは、今回のショーでワールドプレミアを行った「GS F」だ。このクルマは中型セダンの「GS」をベースに開発したFシリーズの最新作。開発責任者の矢口幸彦氏はSankeiBizの取材に「Fシリーズは『サーキットを安心して走れる』ことがコンセプトの一つ。ビギナーからプロのレーサーまで、ご自身の運転スタイルで楽しんで欲しい」とアピールした。