【試乗インプレ】レクサス「IS200t」で残雪の箱根を走破してみた! (5/6ページ)

  • レクサスIS200t
  • レクサスIS200t。写真では伝わりにくいが、エロティックでマッシブな佇まい。実物、カッコイイです
  • レクサスIS200t。シルエットはオーソドックスなセダン。でもディテールに目を凝らすと…
  • レクサスIS200t
  • レクサスIS200t
  • レクサスIS200t。スポーティーグレードだけあって、前輪は扁平率40の極太タイヤ
  • レクサスIS200t。後輪は異形タイヤ、扁平率35でさらに太い!
  • レクサスIS200t
  • レクサスIS200t。FSPORTグレード専用のエンブレム
  • レクサスIS200t。ミラーの端に、死角に入った左右の後続車を知らせるアラートが内蔵されている
  • レクサスIS200t。2リッター直列4気筒ターボエンジン。エンジンルームもっとスカスカかと思ったら、結構ビッシリ詰まってます
  • レクサスIS200t
  • レクサスIS200t
  • レクサスIS200t。遮音材の効き具合はバッチリ。寂しいくらいにキャビンは静か
  • レクサスIS200t。トランク内。間口が広く、容量も必要十分ですが、タイヤハウスの張り出しが意外と大きいかな
  • レクサスIS200t。6:4分割でトランクスルーに。段差は大きめ
  • レクサスIS200t。そこはかとなく和のテイスト
  • レクサスIS200t。ヒーター装備のハンドル
  • レクサスIS200t。ここにもエンブレム
  • レクサスIS200t。フル液晶のメーターパネル。タコメーターは針表示、スピードは数値表示
  • レクサスIS200t。スポーツモードに切り替えると、タコメーターの目盛りに白い縁取りが
  • レクサスIS200t。エンジンオフで真っ暗
  • レクサスIS200t。マーク・レビンソン製のオーディオ。クルマ自体の高い遮音性と相まって、キャビン内は動くオーディオルーム
  • レクサスIS200t。ナビ画面は少し奥まったところに配置。運転の邪魔にならず、視線移動も最小限で済み、目のピントも合わせやすいが、ちょっと遠いかな
  • レクサスIS200t。高めのセンターコンソール。カップホルダーの位置が高すぎるのが難点
  • レクサスIS200t
  • レクサスIS200t
  • レクサスIS200t
  • レクサスIS200t。ダッシュボード右端
  • レクサスIS200t。ペダルはアルミ製
  • レクサスIS200t
  • レクサスIS200t
  • レクサスIS200t
  • レクサスIS200t。試乗した日の箱根は路肩に残雪、ところどころ視界20m程度の濃霧が発生するコンディション。果たして、その乗り味は…
  • レクサスIS200t。試乗した日の箱根は路肩に残雪、ところどころ視界20m程度の濃霧が発生するコンディション。果たして、その乗り味は…
  • レクサスIS200t。試乗した日の箱根は路肩に残雪、ところどころ視界20m程度の濃霧が発生するコンディション。果たして、その乗り味は…


 内装に目を移すと、こちらは和テイスト。直線基調ながらダッシュボードの張り出しを丸めたデザイン、素材の質感や、ナビ画面周辺の奥行きのつけ方などに、ミニチュア化した和室のような雰囲気を感じる。後輪駆動特有のキャビン中央部の張り出しはかなり高く、センターコンソールはそのままでアームレストにちょうどよい高さだ。したがって運転席は包まれ感が強く、バケット形状の革シートと相まって、スポーティーな気分を盛り上げ、ドライバーズカーであることを主張する作りと言える。反面、助手席との間は分断されている感じが強く、このあたりは好みが分かれるだろう。シートだけでなく、ハンドルにもヒーターが装備され、冬もぬくぬく快適にドライブできる。

 ここまで高級感を積み上げながらも、非常に残念な点がひとつ。ずばりパーキングブレーキである。これがいまだに足踏み式。タクシーかと。プレミアムブランドなのだし、いいかげん電磁式にしてほしい。センターコンソールのレバー式にしたほうがまだしもISのキャラクターに合っているとすら感じる。単に見た目が古臭いというだけでなく、これが原因で、ブレーキのオートホールド機能が非搭載。渋滞の多い日本の道路で、高級車をスマートに乗りこなすには必須の機能だが、次のフルモデルチェンジ前に前倒しで採用するのは難しいか。

500万円の価値は…

 今回試乗したIS200tは車両本体価格が500万円ちょい。欧州プレミアムスポーティーセダンのような走りの爽快感を期待すると、この価格は割高に思える。しかし、穏やかな走り味と高質感の内外装が醸し出すプレミアム感とおもてなし感、日本メーカーならではの安心感を重視するなら価格相応ではないだろうか。運転する自分だけが楽しむのではなく、助手席や後部座席に乗る人の満足感も気になるドライバーには丁度いい選択肢になると思う。(文・写真 小島純一)

レクサス「IS200t」の基本スペック