リオデジャネイロ五輪第7日の11日、競泳女子200メートル平泳ぎで、競泳チーム初の女性主将を務めた27歳、金藤理絵(Jaked)が2分20秒30で金メダルを獲得、7位に終わった2008年北京五輪から8年ごしの夢を叶えた。日本勢の金メダルは2012年ロンドン五輪に並ぶ7個となり、米国、中国に次ぐ3位をキープした。
競泳男子200メートルでは萩野公介(東洋大)が銀メダルを獲得し、今大会3個目のメダル。藤森太将(ミキハウス)も銅メダルまで0秒16差の4位と健闘した。
卓球男子シングルスの水谷隼(ビーコン・ラボ)は3位決定戦でウラジーミル・サムソノフ(ベラルーシ)を4-1で下し、銅メダルを獲得。気迫あふれるプレーで日本男子として初の個人メダルを獲得した。
柔道男子100キロ級の羽賀龍之介(旭化成)は敗者復活戦を勝ち上がり、3位決定戦でアルチョム・ブロシェンコ(ウクライナ)に一本勝ちし、銅メダルを手にした。女子78キロ級の梅木真美(環太平洋大)は初戦敗退。
快進撃を続けたラグビー7人制の日本は、準決勝で世界ランキング1位のフィジーに5-20に敗れた。3位決定戦でも南アフリカに地力の差を見せつけられ14-54でノーサイド。五輪に採用されて初の大会でのメダル獲得はならなかった。