【試乗インプレ】ホンダ・オデッセイHV 見た目はアグレッシブだけど走りの実力は?(前編) (1/5ページ)

  • アブソルートのエンジンルーム
  • オデッセイHVのエンジンルーム
  • LEDのリヤコンビランプ。ちょっとBMWを意識?
  • 千葉県の小さな港とオデッセイHV
  • オデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • オデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • オデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • オデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • オデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • 流麗なデザインが特徴のオデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • 流麗なデザインが特徴のオデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • 流麗なデザインが特徴のオデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • 流麗なデザインが特徴のオデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • オデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • オデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • ドアをすべて開けた状態。天井は高く、床面は低く
  • オデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • オデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • オデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • メッキを施した大開口のフロントグリルとLEDヘッドライト
  • オデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • 千葉県の小さな港とオデッセイHV
  • LEDリヤコンビランプ
  • メッキを施した大開口のフロントグリルとLEDヘッドライト
  • LEDリヤコンビランプ。ちょっとBMWを意識?
  • オデッセイ ハイブリッド アブソルート
  • ハイブリッドのエンブレム
  • ハイブリッド アブソルート専用デザインの17インチアルミホイール
  • なかなか高級感のあるインテリア
  • クルーズコントロールなどの操作ボタンを配置したステアリングホイール
  • バックミラーの上には室内確認用ミラー
  • クルーズコントロールなどの操作ボタンを配置したステアリングホイール
  • 開放的な1列目の空間
  • 斜め後ろからの車両接近を知らせる「ブラインドスポットインフォメーション」
  • タッチパネル式のエアコンスイッチ。インパネシフトを採用している
  • 大きくて見やすいインパネ。メーターの中央には表示切り換えができるマルチインフォメーションディスプレイ
  • 運転席右側のスイッチ類。緑色のボタンが「ECON」
  • 2列目、3列目の車内灯とエアコンの吹き出し口
  • 2列目がキャプテンシート仕様の7人乗りモデル


 今年2月、ホンダの上級ミニバン「オデッセイ」に待望のハイブリッド(HV)モデルが追加された。ミニバンといえば広い室内空間や3列シートが主な特徴で、ファミリー層を中心に根強い人気を誇る定番車種の一つ。約3年前に発売された5代目オデッセイに、クラストップの燃費性能を誇るというHVモデルが仲間入りともなれば、気になるオトーサンも多いはず。今回、メーカー側の勧めもあって、スポーティーな走りを意識した「アブソルート」というモデルを試乗した。というわけで、HVの燃費性能や実用性に加えて、アブソルート(=絶対的)な走行性能も併せてチェックする。(文・大竹信生 写真・瀧誠四郎)

 ニーズが合致したミニバン+HVの組み合わせ

 少し前まで「ミニバン人気に陰り」なんて話を聞いたりもしたが、最近は日産自動車が「セレナ」、ホンダが「フリード」の新型モデルを発売するなど、様々なサイズのミニバンの発表が相次いだ。筆者はどちらの発表会にも足を運んだが、会場にはメディアが殺到するなど改めてミニバンの注目度の高さを実感した。8月の新車販売ランキングでは軽自動車が引き続き上位を占める中、トップ10にトヨタ自動車の「シエンタ」と「ヴォクシー」がランクインするなど、セールス面でもミニバン人気は健在だ。確認のためいくつかの資料に目を通すと、日本ではHVの保有台数も着実に伸びている。こうした世間のニーズに応えるように登場したオデッセイのHVは、消費者に新たなチョイスが増えたという意味でまさに待望のモデルのはずだ。

 今回試乗した「オデッセイ ハイブリッド アブソルート」は、2.0リッターガソリンエンジンに、走行用と発電用の2モーターを組み合わせた前輪駆動(FF)モデル。スポーツ色の濃いアブソルートは、ベーシックタイプのHVより最低地上高が10ミリ低く、タイヤも1インチ大きい17インチを装着している。見た目もエアロパーツを身にまといアグレッシブな印象を与える。販売価格は税込み400万円ジャストだ。

HVになっても空間性能と超低床はそのまま