黒光りする「マシーングレー」
でも、我々のような一般ドライバーは別にサーキットを走るわけでもないし、そもそも法定速度内で走る一般道でGVCの恩恵を受けることなんてあるのだろうか。「そんなの、ただ言ってるだけで体感することはできないんでしょ?」なんて半信半疑な気持ちで、広報車を受け取りに神奈川県横浜市のマツダR&Dセンターに向かった。
筆者とカメラマンの瀧さんを待っていたのは新色の「マシーングレープレミアムメタリック」に塗られたアクセラセダン。マツダの超人気色「ソウルレッドプレミアムメタリック」に続く特別塗装色の第2弾だ。マシーングレーの最大の特徴は、金属が持つ精緻感を再現した黒光りするダークグレー。ちなみに筆者は8月下旬に、マシーングレーとソウルレッドを創作したカラーデザイナーの岡本圭一氏にインタビューをしたので、もし興味があればそちらも併せて読んでいただきたい。
アクセラのハッチバックは今回の改良に合わせて1.5リッターのディーゼルエンジン「スカイアクティブ-D 1.5」をラインアップに追加したが、セダンのディーゼルモデルは引き続き2.2リッターのみの設定となる。ちなみにパワートレインはガソリンモデルとハイブリッドモデルを加えた3タイプから選べる。
今回試乗したのは上級グレード「22XD PROACTIVE」の前輪駆動車(FF)で、車両価格は283万5000円(税込み)。さっそく乗り込んでみると、ファブリック素材のシートはかなりコシがある。筆者は172センチ、74キロなのだが、腰を掛けても沈み込みがほとんどない。何気にドアを閉めたのだが、この時に「あれ? けっこう質感高いんじゃない」と一驚。思わずもう一度ドアを開け閉めしてみたが、ある程度の重みを残しながら想像以上に上品で心地よい音とともにパタンと閉まった。