マツダさん、ココはぜひ改善を!
足回りはスポーティーな味付けでけっこう硬い。それでいて路面のバンプやジョイント部分の突き上げを上手にいなすから感心する。ただし、このクルマは高速走行において無視できない大きな欠点がある。
筆者「さっきからロードノイズがかなりうるさいですね」
瀧さん「うん、うるさいね…」
筆者「ノイズが頭の中まで響いてきます」
特に路面にザラつきのある区間ではノイズボリュームがどんどんと増してくる。不快な音が『ゴーッ』と頭にこびりついて離れないのだ。これはぜひマツダに早急な改善を求めたい。
カーブでGVCを試す
筆者の生まれ故郷に近い朝比奈インターを通り過ぎ、逗子インターから逗葉新道に向かう。ジャンクションの長いループを左回りで駆け抜けるときにようやくその時がきた。
筆者「おっ…、これはGVCが利いてるんじゃないですか。車体があまりアウト側に沈んでいないですし、体もそこまで持っていかれない気がします」
瀧さん「うーん、そうだね。その技術のことを知らずに乗ったら気づかないかもしれないけれど、確かに横Gが少ないような気はするね」
なかなか言葉では伝えづらいのだが、「このスピードでカーブを曲がると、上体がこのくらい外側に引っ張られるかな」と横Gを予測してコーナーに入ると、実際の負担は予想を下回り、結構あっさりと旋回するのだ。正直、トルクの制御をハッキリと感じ取ることはできなかったが、確かに荷重移動によって横Gが軽減され、上半身のブレが極めて少ない気がした。
この不思議な感覚はもしかすると、アクセラがもともと持っている優れたドライバビリティによるものなのかもしれない。筆者には「これはGVCによってもたらされたものだ」と断言できるほどの専門知識や勇気はない。そもそも比較対象となるアクセラのGVC非搭載車を運転したこともない…が、すんなりと理想的なラインをトレースしながらカーブを曲がったのは確かだ。いや、やはりここは「GVCが貢献している」と言っておこう。筆者はそう感じたのだから。