【試乗インプレ】コルベットの6.2Lエンジンを“移植”したキャデラック「CTS-V」 (5/5ページ)

  • キャデラックの高性能スポーツセダン「CTS-V」
  • キャデラックの高性能スポーツセダン「CTS-V」
  • キャデラックの高性能スポーツセダン「CTS-V」
  • キャデラックの高性能スポーツセダン「CTS-V」
  • キャデラックの高性能スポーツセダン「CTS-V」
  • 「CTS-V」に搭載する6.2リッターV8エンジン
  • 「CTS-V」のフロントシート周り
  • レカロのパフォーマンスシート
  • カーボンファイバーと「スウェーデッド・マイクロファイバー」を施したスポーティーなインテリア
  • センターコンソール周り。シフトレバーは握りやすい「スウェーデッド・マイクロファイバー」を施している
  • センターコンソール周辺
  • ステアリングホイールの裏にあるパドルシフト
  • レカロのシートと大きなサンルーフ。車内は開放感に満ちている
  • アクセルペダルは吊り下げ式ではなく、欧州高級車によく見られるオルガン式を採用。足の裏全体で踏むため安定している
  • カーボンファイバーのドアトリム
  • 走りはスポーツカー、リヤシートはラグジュアリーセダンらしく広々としている
  • 運転席から後ろを振り向くとこんな感じ
  • 後席中央のトランクスルー機構
  • レッグスペースにはこぶし2つ以上の余裕があった
  • トランクの開口部は大きく切り取られていて、使い勝手は良さそう
  • キャデラックの高性能スポーツセダン「CTS-V」
  • キャデラックの高性能スポーツセダン「CTS-V」
  • キャデラックの高性能スポーツセダン「CTS-V」
  • キャデラックの高性能スポーツセダン「CTS-V」
  • 「CTS-V」のインテリア
  • 起毛素材「スウェーデッド・マイクロファイバー」で覆われたシフトレバー
  • 「CTS-V」のインテリア
  • カーボン製のリヤスポイラーとLEDリヤコンビランプ
  • カーボン製のリヤスポイラーと「V」のバッジ
  • 前輪うしろのエアアウトレットと「V」のバッジ
  • 「CTS-V」の19インチタイヤ。「ミシュラン・パイロットスーパースポーツ」を履く
  • 鏡のようなピカピカのボディの映り込む筆者
  • 左右4本出しのマフラー
  • カーボン製のリヤスポイラー
  • カーボンファイバー製のエンジンフード
  • 「CTS-V」のヘッドランプとポジションランプ
  • 古民家カフェ(甘楽町の信州屋)の前に駐車した、キャデラックの最高級セダン「CT6」
  • キャデラックの「ATS-V」を運転する筆者=群馬県の甘楽町
  • キャデラックの「ATS-V」を運転する筆者=群馬県の甘楽町
  • 「ATS-V」を運転する筆者=群馬県の甘楽町
  • 国指定名勝、楽山園と「ATS-V」
  • 群馬県藤岡市の富士浅間神社で「ATS」(左)と「ATS-V」
  • 高速道を駆けるキャデラックの高性能セダン「ATS-V」
  • キャデラックの高性能セダン「ATS-V」
  • キャデラックの「ATS-V」
  • 富岡製糸場で、キャデラックの高性能スポーツセダン「CTS-V」(左)と最高級セダン「CT6」
  • 富岡製糸場にて、キャデラックの(左から)「CTS」「ATS-V」「CTS-V」「CT6」「ATS」


 日本国内19店舗(※5月現在)という正規ディーラー数も増やすべきだ。どこにいても気軽に試乗できる環境が整いさえすれば、クルマの魅力もおのずと伝わるはず。GMがどこまで先行投資に踏み切れるかが鍵となってくる。

 そして「左ハンドル問題」だ。既存のキャデラックユーザーはそれほど気にしないかもしれないが、「実はキャデラックにも興味がある」という潜在顧客が“左ハンドルのみ”という理由だけで購入を断念するケースは容易に想像できる。もちろん、高い収益が見込める中国に経営資源を優先的に集中するのは理解できる。しかしながら、こういうところにメーカーの日本市場に対する姿勢や本気度が表れると思うし、何より右ハンドルの導入は、その感覚に慣れている日本人ドライバーにとって親切であり安全だ。実際、コインパーキングで発券機や精算機を使用するときにわざわざクルマから降りるのは面倒極まりない。後ろに並ぶクルマも待たされると迷惑だろう。

 ぜひキャデラックの良い個性はそのままに、もっと日本人が買いやすい、乗りやすい環境を整えてくれることを期待したい。ドイツ御三家に対する“信奉”が強い日本でブランド力を浸透させるには時間がかかるかもしれないが、こればかりは地道に認知拡大を図るしかない。とにかく、日本市場で受け入れてもらうには右ハンドルの設定を検討してもらいたい。クルマの出来は素晴らしいのだから。(産経ニュース/SankeiBiz共同取材)

※今回試乗したのは「CT6」「CTS」「CTS-V」「ATS」「ATS-V」の5車種。写真は一部、魚眼レンズを使用しています。

主なスペック キャデラックCTS-V(試乗車)

全長×全幅×全高:5010×1870×1465ミリ

ホイールベース:2910ミリ

車両重量:1910キロ

エンジン:V型8気筒OHV/6K(インタークーラー/スーパーチャージャー付)

総排気量:6.2リットル

最高出力:477kW(649ps)/6400rpm

最大トルク:855Nm(87.2kgm)/3600rpm

トランスミッション:8速AT

駆動方式:FR

タイヤサイズ:(前)265/35ZR19(後)295/30ZR19

定員:5名

燃料タンク容量:72リットル

平均燃費:17MPG(約7.2キロ/リットル)

ステアリング:左

車両本体価格:1335万円