昨年7月に実施法成立のIR…それは「単なるカジノ」なのか ラスベガスで実際に取材した (2/3ページ)

  • ウィン・リゾーツが手がける「ウィン・ラスベガス」(手前)と「アンコール」(奧)。美しい曲線を描く建物が特徴的だ=米ラスベガス
  • 「ウィン・ラスベガス」前の噴水では、音楽に合わせたショーも行われ、幻想的な雰囲気だ=米ラスベガス
  • カジノで大金をかけるハイローラー向けの部屋。リビングも広々している=米ラスベガス
  • カジノで大金をかけるハイローラー向けの部屋のベッドルーム=米ラスベガス
  • ウィン・ラスベガスは現代アートも目を引く。新しくオープンしたショッピングエリアのシンボルとなる=米ラスベガス
  • シアター前に飾られたポパイのブロンズ像=米ラスベガス
  • ウィン・ラスベガスのロビーは華やかな装飾で利用者を歓迎する=米ラスベガス
  • ウィン・ラスベガスのロビーは華やかな装飾で利用者を歓迎する=米ラスベガス
  • アンコールのカジノディーラー、ロクサン・ロッドマンさん。「コミュニケーションが大事」と語る=米ラスベガス
  • アンコールのカジノディーラー、ロクサン・ロッドマンさん。「コミュニケーションが大事」と語る=米ラスベガス
  • ウィン・リゾーツの従業員食堂。福利厚生も充実させている=米ラスベガス
  • ウィン・ラスベガスの円形劇場。開演前の準備が進められていた=米ラスベガス
  • ウィン・リゾーツが新たに建設しているコンベンションセンター=米ラスベガス


 客室、レストランに…

 統合型リゾートでは、カジノ以外の機能が多岐にわたる。まずはホテルだ。ウィンでは2施設合わせて客室は計4750室にのぼる。ハイローラーと呼ばれるカジノで高額を投じる上客向けの部屋も備え、家具など調度品は自社のデザインチームが手がけている。

 商業施設も併設。高級ブランドの店が並ぶショッピングモールに、新たなエリア「ウィン・プラザ」が昨年11月9日に加わり、両施設内で40以上もの店が利用できる。そのうち飲食店は、バイキング形式で多様な料理を堪能できる「バフェ」、空輸したハワイからの海産物を使った料理を提供するレストラン、豪勢なステーキハウスなどが人気だ。

 エンターテインメントショーも目玉だ。取材時、歌手のダイアナ・ロスの公演が組まれ、別の劇場ではダンスとアーティスティックスイミングをかけ合わせたショーが披露されていた。円形劇場の中央には、プールの中に舞台があり、せり上がったり、沈んだりする仕掛けで、そこに人間離れしたアクションが加わり、魅了された。

 ビジネス発信地にも

 一方、昼間はロビーにスーツ姿の人も多く、ソファとテーブルで商談も行われていた。レジャーだけでなく、ビジネス機能を併せ持つのもIRだ。

 大会議や展示会などを開催できるコンベンションセンター計2.3ヘクタールを備え、さらに約2.8ヘクタールの拡張工事を進め、2020年3月の開業を目指している。

「街が非常に急速に発展している」