昨年7月に実施法成立のIR…それは「単なるカジノ」なのか ラスベガスで実際に取材した (3/3ページ)

  • ウィン・リゾーツが手がける「ウィン・ラスベガス」(手前)と「アンコール」(奧)。美しい曲線を描く建物が特徴的だ=米ラスベガス
  • 「ウィン・ラスベガス」前の噴水では、音楽に合わせたショーも行われ、幻想的な雰囲気だ=米ラスベガス
  • カジノで大金をかけるハイローラー向けの部屋。リビングも広々している=米ラスベガス
  • カジノで大金をかけるハイローラー向けの部屋のベッドルーム=米ラスベガス
  • ウィン・ラスベガスは現代アートも目を引く。新しくオープンしたショッピングエリアのシンボルとなる=米ラスベガス
  • シアター前に飾られたポパイのブロンズ像=米ラスベガス
  • ウィン・ラスベガスのロビーは華やかな装飾で利用者を歓迎する=米ラスベガス
  • ウィン・ラスベガスのロビーは華やかな装飾で利用者を歓迎する=米ラスベガス
  • アンコールのカジノディーラー、ロクサン・ロッドマンさん。「コミュニケーションが大事」と語る=米ラスベガス
  • アンコールのカジノディーラー、ロクサン・ロッドマンさん。「コミュニケーションが大事」と語る=米ラスベガス
  • ウィン・リゾーツの従業員食堂。福利厚生も充実させている=米ラスベガス
  • ウィン・ラスベガスの円形劇場。開演前の準備が進められていた=米ラスベガス
  • ウィン・リゾーツが新たに建設しているコンベンションセンター=米ラスベガス


 担当者は「街が非常に急速に発展している」と説明する。毎年1月開催の世界最大の家電見本市「CES(セス)」ではメイン会場となる「ラスベガスコンベンションセンター」も拡張を進め、周辺で新たなIRも建設が続く。

 このほか、年1億ドル(約110億円)を売り上げるナイトクラブ、日光浴を楽しむ人であふれるプール、リラックス空間のスパ(温浴施設)と魅力は多彩に含まれ、多岐にわたる機能を持つのがIRだと実感した。

 ストリップ沿いのほかのIRものぞいたが、それぞれ世界観を作り出してきた。だが、スロットマシンの派手な当たり演出などを見て、没頭してしまう気持ちも理解できた分、そこにギャンブル依存症の懸念も感じた。

 「依存症も、きれいな身なりの人が問題なく、ラフな格好の人がそうだということはない。見分けることは難しい」(IR関係者)。日本に合ったIRを実現できれば大きな魅力発信になるが、負の面を払拭する努力は欠かせないだろう。