「巫女のくせに何だ」発言 安倍首相「誤解受けるような発言は残念だ」

 

 安倍晋三首相は28日の参院予算委員会で、自民党の大西英男衆院議員による「巫女(みこ)のくせに何だ」発言に対し「誤解を受けるような発言をしたのは残念だ」と苦言を呈した。その上で「本人が謝罪し、訂正したと承知している」と述べた。

 首相は神主や巫女について「長らく日本の伝統や自然、さまざまなことがらに対して常に手を合わせながら考え、祈るという謙虚な姿勢には学ぶところが多い。常に敬意を表してきた」と語った。

 大西氏は24日、所属する細田派の総会で、4月の衆院北海道5区補欠選挙で公認候補への支援を依頼した巫女が「自民党は好きじゃない」と語っていたことを紹介し、「巫女のくせに何だと思った」と述べ、「巫女さんを誘って札幌の夜に説得をしようと思った」などと発言を続けていた。

 一方、自民党の山田俊男参院議員が農協関係者に暴行した疑いが浮上していることについて首相は「報道は承知しているが、事実関係は承知していないのでコメントのしようがない」と述べるにとどめた。いずれも民進党の安井美沙子氏の質問に答えた。