公明・石田祝稔政調会長、消費増税「決まっているものを変えるに至らず」、GDP速報値「堅調な数字」とも

 

 公明党の石田祝稔政調会長は18日の記者会見で、内閣府が同日発表した1~3月期の国内総生産(GDP)速報値がプラス成長になったことを評価し、「油断できないが、ファンダメンタルズ(基礎的条件)としては堅調な数字ではなかったか」と述べた。

 石田氏は、個人消費が前期比0・5%増にとどまったことに触れ、平成26年4月の消費税率8%引き上げの影響が「残っていないとはいえない」との認識を示した。

 一方、来年4月に予定される消費税再増税については「プラス成長になったことを考えると、現在決まっているものを変える判断には至らない」と述べた。