5月の消費者物価、3年ぶり下げ幅に マイナス0・4%
総務省が1日発表した5月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月比0・4%下落の103・0だった。原油安を背景に、下げ幅は0・3%だった4月を上回り、日銀が大規模金融緩和に踏み切った2013年4月(0・4%)以来、3年1カ月ぶりの大きさとなった。マイナスは3カ月連続。
原油安によるエネルギー価格の下落に加え、生鮮食品を除く食料の値上げが鈍化したことで下落幅が拡大した。日銀は2%の物価上昇目標を掲げるが、達成は一段と難しくなっている。
品目別では電気・ガス料金やガソリンなどのエネルギーが前年同月と比べて12・6%下落。エアコンなどの家庭用耐久財も1・4%下がった。
生鮮食品を除く食料は1・3%上がったが、上昇幅は4月から縮小した。総務省は「食料の値上がりが続かなければ、当面は物価全体の下落幅が拡大するのは避けられない」との見方を示した。
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