【必読!中国ビジネス】第28回 「主要都市 ここが狙い目」(8)広州 (4/4ページ)

2011.11.7 05:00

政策・市況の注目ニュース

 Q 製造業の進出注意点は?

 A 中国は環境監視が厳しく、汚染源となりやすい工場は場所を慎重に選択する必要があります。メッキ工場などは内で新規進出はほぼ不可能です。工場立地は現地政府と詳細を詰めておく必要があります。

 Q 製造業以外の進出注意点は?

 A 広州では地区によって政策が違うこともあるため、注意が必要です。例えば、天河区では最低資本金が30万元の業種も南海区だと150万元となります。

 Q 広州の治安は?

 A 上海に比べて少し悪いといえます。盗難被害などが比較的多く、戸締りなども注意を要します。また車の運転が乱暴でもあり、自分の身は自分で守る意識が必要です。

 Q ストライキは大丈夫?

 A 今は落ち着いていますが、ストライキや暴動が起こりやすい状況になっています。今年も比較的大きな暴動が6月に3日連続で起こりました。まだまだ、気を抜けない状況が続いています。

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【プロフィル】池田博明

 いけだ・ひろあき 上海マイツ諮詢有限公司広州分公司コンサルティング事業部長。2003年高校卒業後、杭州、上海、北京へ留学。中国現地法人の設立・清算のほか、個人所得税、記帳代行、人事労務関係など、さまざまな分野でのコンサルティングに携わっている。

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【会社概要】マイツグループ

 上海、蘇州、広州、香港、大連、瀋陽、北京、天津に事務所を設置し、中国全土で日本人中国人計約350人のスタッフを有する会計事務所系コンサルティング会社。中国進出支援と進出後の会計税務や労務支援を中心に約1600社の日系企業を中国現地でサポートしている。本社は京都市下京区。日本国内での中国業務連絡先は、東京((電)03・5549・2021担当:松浦)、大阪((電)06・6374・5281担当:西山)。