アフリカに触手
しかし、国境取引はまもなく復活し、12年上期に中国・雲南省との国境を通過した「違法木材」だけで50万立方メートルに上った。これは日本の高知県の木材生産量(11年)に匹敵する。
リポートによると、雲南省とカチン州との国境地帯では、雲南省側は伐採が禁止され、森林が保護されているために青々としているが、ミャンマー側はあらかた伐採され、はげ山が目立つという。さらに、木材の国境貿易が禁止されているにもかかわらず、実際には中国国境で、輸入税さえ支払えば、おかまいなしだとしている。
ミャンマーから運び込まれる木材は、キンコウボクやハンノキ、ゲッケイジュ、ツガ、カシやモミなど。さらにワシントン条約で保護されているはずのヒマラヤイチイで作った家具までミャンマーから中国に送られていた。