世界最大の自動車市場となった中国。日本製品の不買運動が広がった9月以降、日本車の販売が落ち込んでいる【拡大】
ただ、中国で事業「縮小」や「第三国への移転・撤退」を検討している企業の合計は前年比微増の5.7%、実数でも49社にとどまった。
これについてジェトロの真家陽一・中国北アジア課長は「繊維など労働集約型の一部で移転検討の動きもある」と指摘したが、「大半の企業は現状維持。反日デモが再発しなければ引き続き市場としての魅力は大きい」としている。
アジア全体では「拡大する」との回答は57.8%と5.8ポイント低下したが、ラオス、インドの拡大傾向が強く、インドネシアやミャンマーも前年より増えた。
一方、2012年の進出先の営業利益が改善すると答えた企業割合は11.3%とわずかに悪化したが、来年は32.1%に上昇。経営上の最大の課題は約7割が賃金上昇と回答した。