「生活保護費が、40年納めた年金よりも高いのはおかしいのではないか」
昨年11月、年金の特例水準を物価に即して下げるスケジュールが決まると、こんな手紙が相次いだ。
徳島県に住む男性(65)はこう記す。「物価スライドで年金が減額され、介護保険で引かれ、健康保険で取られ、固定資産税で取られては、年金暮らしの身にはちと、きついのではないかと思うのです。私なんぞは国保税、固定資産税を納めると、生活に必要な食料品が手に入りにくくなるので、役場に『(保険料を)納めることができかねる』と理解を求め、『遅れながらでもいい』という了承のもと、ガンバッテ納入しておりました。しかし、最近、生活保護の高さに驚き、あきれています。まじめに年金を納めてきた者より、生活保護の方が多いのは、おかしい話ではないでしょうか」
背景には、国民健康保険や介護保険の保険料が上がる中で年金の手取り額が減り、生活実感が落ちていることがある。