ヤフー参入でFX界激動 スマホ取引本腰 顧客獲得争い激化、再編も (4/4ページ)

2013.2.22 08:00

 スマホ対応をめぐっては、サイバーFXは、専用ソフト「Cymo」を09年から提供。ヤフーもパソコンなど他の媒体より、スマホ向けのサービスを優先させる方針を取っていることもあって、伊藤社長は「もともとスマホに強みがあったが、ヤフーとの連携でさらに強化する」と強調する。

 また、GMOクリック証券は「FXroid」、楽天証券は「iSPEED」など各社ともスマホ用アプリ(応用ソフト)を提供。注文操作の簡単さや、取引の参考になる指標の見やすさなどを競っている。

 FX業界は、証拠金に対する実際に取引できる金額の倍率である「レバレッジ」について10年に上限が50倍、11年に同25倍と相次いで規制が強化されて売買高が停滞、業者の淘汰や再編が進んだ。安倍相場以降の活況によって売買高は再び増勢傾向にあるが、ネット2社が存在感を高めれば、再び再編が進む可能性もある。(高橋寛次)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!