自身の「ドリーム・ガールズ・プロジェクト」について語る温井和佳奈さん(温井さん提供)【拡大】
デザイナー育成を通してカンボジアの女性たちの自立を目指す「ドリーム・ガールズ・プロジェクト」を運営する温井和佳奈さん(株式会社ブルーミング・ライフ代表)が、ノーベル平和賞受賞者のムハンマド・ユヌス氏らが立ち上げた基金の第1号出資先の一つに決定した。バングラデシュで貧困削減のためのマイクロファイナンス事業を担う「グラミン銀行」を創設したユヌス氏は、2006年にノーベル平和賞を受賞したことで世界的に名を知られる。
女性のために
今年1月、日本のワタミが九州大学ユヌス&椎木ソーシャルビジネス研究センターの協力を得て、「一般社団法人ソーシャルビジネス・ドリームパートナーズ」の設立を決定。ワタミが1億円の事業運営資金を拠出し、ユヌス氏が提唱するソーシャルビジネスの要件を満たす事業に出資を開始することになった。
ユヌス氏の提唱するソーシャルビジネスとは、(1)利潤の最大化ではなく、貧困など社会問題を解決することを経営目的とする(2)財務的、経済的な持続性がある(3)投資の元本を超える配当は行わない(4)従業員に市場賃金と標準以上の労働条件を与える-などの条件がある。