ジャカルタで行われた記者会見で、新会社の代表を務めるファーストリテイリングの大笘直樹グループ上席執行役員は、インドネシアのアパレル市場規模は2005年に93億ドルだったのが、10年に210億ドルに達し、15年には350億ドルまで伸びると説明。「極めて重要な戦略的な国」と述べ、ユニクロのアジア展開において、不可欠な市場であることを強調した。
第1号店の店舗面積は2680平方メートルで東南アジア最大級。2フロアを使い、紳士服と婦人服、子供服、ベビー服を約500種類扱う。通年・夏物を多めにそろえ、冬・秋物も投入する。価格はTシャツが5万9000ルピア(約580円)からとしている。
現状では、外資規制により2000平方メートル超の営業床面積が必要になる上、路面店という形態は普及していない。入居を希望するブランドも多く、ショッピングモールはどこも売り手市場となっていることから、店舗の確保が課題となっている。販売目標などを聞かれた大笘上席執行役員は「まだ1店舗も始まっていないので具体的には言えないが、できるだけ早くインドネシアでアパレル・チェーン・オペレーションを実現したいと思っている」とだけ答え、苦労をにじませた。