トヨタのハッチバック車は、すでに販売している「ヤリス」(日本名・ヴィッツ)のほか、施行目前とされる優遇税制「低価格グリーン・カー(LCGC)プログラム」が適用される予定の「アギア」もすでに発表されている。
小型ハッチバック車が中心となるシティーカー部門のインドネシア国内販売台数は、09年に4万3000台だったのが、昨年は11万8000台と3倍近くに増加。トヨタは、販売価格が2億ルピア前後のヤリスと、1億ルピア前後とみられるアギアの中間帯となるモデルの投入で、今後も拡大が見込まれる同部門での需要取り込みを図っていく。
税優遇で競争激化
ハッチバック車の火付け役となったのが、04年にホンダが発売した「ジャズ」(日本名・フィット)。それまで、インドネシアで自動車といえば、運転手付きというのが常識だったが、気軽に自分で運転してショッピングやデートに出掛けるという若者のライフスタイルの変化を捉え、新たな需要を創出した。