カンボジア、7月総選挙 首相の息子出馬、世襲へ布石 (3/4ページ)

2013.5.1 07:00

  • カンボジアの地方選挙での得票率比較

 賃金など不満

 安泰とされる与党だが、一方で経済発展と裏腹に深まる不安要素もある。

 地元紙によれば、東部コンポンチャム州で4月に行われた国道拡張工事起工式では、集まった地元の人々を前にフン・セン首相はこう語った。「道路、学校、寺院、潅漑(かんがい)施設などのインフラ事業は、国家予算というよりも人民党員である軍人、農民、ビジネスマンや投資家たちが自らの財源を注ぎ込んだもの。もし国民が人民党に投票しなければ、こうした施しもなくなるだろう」

 また、今回の選挙の争点ともなりそうなのが、労働問題と土地問題だ。最低賃金引き上げをめぐる動きはとりあえず収まったが、カンボジアの賃金は周辺諸国と比べてまだ低い。より高い賃金を求めてタイなどへ出稼ぎに出る人も増えており、不満を抱える労働者は多い。

フン・セン首相も「安泰」とばかり言っていられない

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。