日米欧など外資系企業による対中外国直接投資(FDI)でも、地方政府発表の合計実行額が国全体の公表値の2倍近くに達したとの報道もある。
主要な指標が軒並み疑惑の目で見られる中で、中国の公式統計に国際社会が一喜一憂し、振り回されるのは滑稽(こっけい)な世界といえる。
ウィキリークスによれば、遼寧省党委書記だった李克強氏はラント駐中米国大使に対し、「遼寧省の経済統計に限って言えば(1)電力消費(2)鉄道貨物取扱量(3)銀行融資-の3点だけに注目し、これだけで比較的、正確な経済動向を推し量ることができる」と説明したという。せめてその3つの数字は正確であることを祈る。(上海 河崎真澄)