年間の利用客が1000万人を超えている空港は全国で21カ所ある。確かに北京や上海、広州などの空港はいつ行っても利用客でごった返している。これら3空港だけで全旅客の約30%を占めている。北京ではいまとは違う場所に第2空港の建設も始まっている。
一方で、年間利用客が10万人以下という空港が40カ所もある。10万人ということは、1日当たりにすると、わずか274人でしかない。赤字となっているのはほとんどが中小の空港だが、とりわけ10万人以下の空港は経営が厳しい。
もっとも空港建設が地域経済の発展に役立っているケースもある。
例えば江蘇省淮安空港は10年に開港してから赤字続きで、12年も1000万元の赤字となった。ところが同年に、台湾から850社余りの企業が進出してきて、合計20億元もの投資をしているという。財政収入に大きく寄与していることになる。