サントリー食品インターナショナルは茶飲料「伊右衛門」や缶コーヒー「ボス」などを手掛け、2013年12月期連結決算は売上高1兆1300億円、最終利益350億円を予想。上場時の時価総額は約1兆2000億円と見込まれ、キリンホールディングスに次ぎ、アサヒグループホールディングスと肩を並べる。
サントリーHDは創業家関係者が約9割の株式を保有し、グループの上場企業は東証2部上場の外食子会社ダイナックに限られていた。上場後もサントリー食品の株式の約6割はサントリーHDが保有する見込みだ。
サントリーの関係者は、非上場のメリットを「挑戦し続けられる社風を維持できる」と話す。ビールの「ザ・プレミアム・モルツ」やハイボールなど、創業者の鳥井信治郎氏が唱えた「やってみなはれ精神」を生かしたヒット商品は少なくない。