韓国、輸入ビール消費増加 日本産シェア33.5% 「深い味」存在感 (1/3ページ)

2013.8.28 06:00

 韓国で外国ブランドの輸入ビールの消費量が増加している。なかでも人気が高いのは日本産だ。同国のビール市場はオリエンタル・ブルワリーとハイト真露の地場大手2社でシェア9割以上を占めているが、外国産も「味」を売りにシェアを拡大しつつある。現地英字紙コリア・タイムズなどが報じた。

 韓国酒類産業協会によると、今年第1四半期(1~3月期)の外国ブランドビールのシェアは5.7%で2010年の4%から拡大した。また、韓国の関税庁は、今年上期(1~6月期)のビール輸入額が3951万ドル(約39億円)で、前年同期から21%増加したと発表している。

 国別の輸入額では日本が1322万ドルで首位となり、全体の33.5%を占めた。以下、オランダが506万ドル、ドイツが410万ドル、中国が352万ドルで続く。メーカー別ではアサヒビールが首位、サッポロビールが2位だった。

主力製品の「スーパードライ」の世界販売量の13~15%を韓国市場が占める

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