インドネシアは官民を挙げてゴルフを目的とする外国人観光客の誘致に注力する。政府はゴルフ目的の観光客を通常の観光客よりも大きな利益をもたらす貴重な存在と位置付け、会議や展示会、企業の報奨旅行などMICE分野の観光客とともに、今後の観光収入の柱に育てたい考えだ。現地紙ジャカルタ・ポストなどが報じた。
ゴルフ目的の旅行を取り扱う国際団体の国際ゴルフツアーオペレーター協会によると、現在、世界のゴルフ観光市場の規模は170億ドル(約1兆6690億円)。5600万の競技人口のうち、およそ1割が年に最低1度はゴルフを目的に外国を旅行している。
インドネシアの観光・創造経済省は、ゴルフ観光市場を「数こそ少ないが高い客単価が期待できる分野」とみなしている。同省幹部は公式な統計ではないとしたうえで、同国を訪れるゴルフ観光客の滞在中の平均支出額は2500~5000ドルと一般の1133ドルを大きく上回っていると指摘した。