企業・団体の非正規雇用者の割合【拡大】
とはいえ、退職後からのブランクが10~15年にわたる場合もあり、女性の再就職には採用側だけでなく、本人も尻込みするケースが少なくない。こうした不安を払拭しようと、中小企業庁が4月に始めたのが「中小企業新戦力発掘プロジェクト」だ。
再就職を希望する女性に数週間から半年にわたり、インターンシップ(職場体験)として中小企業で働いてもらう仕組みで、期間中は日額5000~7000円を政府が助成し、受け入れ企業側は費用の負担がない。
プロジェクトのうち、仲介役を担う人材派遣大手パソナの担当分には、女性1000人と中小企業800社が登録する。勤務地や時間など希望条件に合う職場をマッチング。インターンシップを経て、両者が望めば正式に就職へと進む段取りだ。
パソナは再就職希望者の掘り起こしに力を注いでおり、プロジェクト担当の東良子さんは「働きたいけれど迷っている女性にはブランクへの不安があり、重い腰を上げさせるためには支援が必要」と指摘する。