“財源の壁”を直視したのか、朴氏は最近、これまで口にしなかった「増税」にも言及して企画財政省が打ち消しに大わらわとなる一幕もあった。
朴氏の経済面でのリーダーシップをめぐっては、これまで批判に慎重だった韓国の主要紙も最近、手厳しい。
東亜日報(9月27日付)は朴槿恵政権が編成する最初の予算となる来年度予算案が、25兆9000億ウォンの赤字となっていることを指摘。国の債務が史上初めて500兆ウォンを上回ることになるとの見通しを示した。
国家財政にとって“歴史的”となる赤字予算の原因は、景気低迷による税収減の中で福祉と経済活性化に支出を上乗せしたためだ。
税収は伸びないが、年金公約を大幅修正した高齢者への配慮と、朴氏が「創造経済」と呼ぶ新成長戦略に大幅にカネをつぎ込むとの意気込みを見せたため-ともされる。