同社は15年までに従業員を現在の400人から600人に増員し、売り上げに占める外国の航空会社の比率を50%以上に引き上げるとしている。
また、エアバスは新格納庫に隣接して同社のカスタマーサービス・センターを設置する。同様の施設は仏トゥールーズ、独ハンブルク、米ウィチタ、中国の北京にあり、マレーシアは同社の整備・修理のグローバルサービスネットワークに組み込まれる形となった。
エアバスのブレジエ最高経営責任者は「東南アジアの航空市場は巨大な可能性を秘めている」と述べ、同センターで新たに整備員100人以上を雇用する考えを示した。同社は今後20年間の世界の航空機需要が約3万機(総額4兆4000億ドル=約429兆5720億円)に達すると予想、うち47%がアジア太平洋地域に集中するとしている。
マレーシアのMRO分野の最大の課題は、質の高いサービスを提供する人材の確保とみられている。これに対し、ナジブ首相は「エアバスと緊密に協力し、優秀な人材の育成に当たりたい」と述べた。(シンガポール支局)