消費者物価指数(生鮮食品を除く)は9月まで4カ月連続で上昇している。黒田総裁は2年で2%程度という物価上昇目標に向け「順調な道筋をたどっている」と自信をみせた。
「具体的な対応を話す時期ではないが、(緩和)政策の余地はある」
黒田総裁は国内経済にリスクが顕在化した場合には「躊躇(ちゅうちょ)することなく政策を調整する」と述べ、追加緩和の可能性に言及。「現時点では日本経済が予想された経路をたどっている」としつつも、追加緩和について「上下双方向のリスクを見て必要な調整を行う」とした。
だが、国債を大量に買い入れる日銀の金融緩和は政府の借金を穴埋めする「財政ファイナンス」にあたるとの懸念を抱え、日銀は簡単には追加緩和に踏み切れないのが実態だ。