特にサハラ砂漠以南の地域は、エチオピア、モザンビークをはじめ、成長率15%以上の国々が目白押しです。ちなみに、エチオピアは人口6千万強、人件費は中国の10分の1で、繊維業や製造・組み立て業にとって国際貿易競争上、大きな武器となっています。
日本のアフリカ進出はJICAやODAなど“お金稼ぎ”に特化するだけで、華僑・印僑のような、アフリカの隅々にまでネットワークを張り巡らせた上、やる気のあるタフな移民部隊を送り込んでいる体制に比べ、テロや危機管理が不十分となります。“想定外”の危機への対策・応変に大きく遅れをとっているのではないでしょうか。
日本が目指すモデルはスイスにあり
とはいえ、日本が印中の“人海戦術”にならうのは無理があります。日本が参考にすべきは、人件費の安い国への移動とはまったく逆の発想で世界の投資を呼び込む「V=バリュー国家群」です。