IT先進国の米国では、車や書籍など余った資産をネット上で交換したり貸し借りするシェア・エコノミーが拡大している。ゴンザレスさんも「今はネットでユーザーがあらゆるつながりを持てる。そうした仕組みに共感している」と話す。
一方で、新たな金融形態だけに、利用者のリスクも懸念される。レンディング・クラブなど大手は銀行口座や信用機関の審査情報などを借り手に提出させ、貸し手が吟味できる体制をとっているが、それでも貸し倒れなどのリスクは残る。事業者も銀行免許などは不要で開業できるため、当局による監督が十分行き届かないとの声もある。
日本でも貸金業者がオークション(入札)方式などで似たサービスを手がける例はあるが、まだ市場規模は小さいのが実態だ。(ワシントン 柿内公輔)