インド初の女性による女性のための国営銀行「バラティヤ・マヒラ・バンク」(BMB)が先月、西部ムンバイ、東部コルカタなど国内7カ所で営業を開始した。来年の総選挙を見込んだ票集めとの声もささやかれるが、シン首相はムンバイで開催された開業式典で「女性も男性と同じように金融サービスを受けることができ、女性の地位向上を促すことになる」と期待を述べた。現地紙エコノミック・タイムズなどが報じた。
BMBは資本金が100億ルピー(約170億円)。従業員のほとんどが女性で、男性の利用も可能だが、主に女性向けの資産管理や低利融資事業などを通じて女性の起業を積極的に支援する。
同国では、国全体で女性の4分の3が銀行口座を所有していない。特に農村部で女性の社会的地位がまだ低く、女性蔑視のため金融サービスを受けられないこともあるという。
チダムバラム財務相によると2020年までにBMBの支店数を全国で770店舗、事業規模は6000億ルピーを目指す意向だ。