インド、メーカー補助金でEV普及促進 自動車各社も態勢拡充 (2/2ページ)

2013.12.18 06:45

 同省のアムブジ・シャルマ次官補は補助金の規模について、20年までに合計1200億ルピーを予定していると明かし「今後、インド経済の成長が加速すれば、補助金の増加も見込めるだろう」との見解を示した。

 すでに自動車メーカー各社もEVの普及を見込んで、動き始めている。マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)傘下のEVメーカー、レーバーは、年間生産能力4万台の体制を整え、また、タタ・モーターズやマルチ・スズキも電気自動車の開発に着手。向こう2~3年でEVを発売する予定だ。

 NEMMPによると、同国政府は、20年までにEVの販売台数を600万~700万台とする目標を掲げており、車の排気ガスなどによる大気汚染も深刻化するなか、補助金支給の再開で、EVの普及に拍車をかけたい意向だ。(ニューデリー支局)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。