25年の株式市場は年末の証券優遇税制廃止もあり、個人投資家が約8兆円売り越したが、海外投資家が14兆円超の買い越しで吸収し株高を維持した。ただ、今年も海外投資家の買いが膨らむとはかぎらない。
こうした中で市場ではNISAについて、個人投資家を呼び込み、株価を下支えするとの期待が高まる。
大和証券グループ本社の日比野●司社長は、NISAによる個人投資家の買いが市場に好影響を与えるとして、「年末にかけては(日経平均株価は)2万円にチャレンジするだろう」と期待を示した。同様に野村証券は先月30日、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」が成功するのを前提に、30年に2万5000円との予想を打ち出した。
6日の株価下落については、当面の利益を確保する動きによる「一時的な調整に過ぎない」(大和証券の塩村賢史シニアストラテジスト)との見方が大勢だ。だが、今後の株価次第ではアベノミクスの真価が問われることになる。
●=隆の生の上に一