3月期決算企業の2013年4~12月期連結決算の発表が31日、ピークを迎えた。円安株高や景況感の改善など外部環境の好転が続き、大幅な増益が目立つ。前日までの集計で経常利益は前年同期比で4割近く増え、開示企業の1割超が14年3月期の通期業績予想を上方修正。ただ足元では新興国経済の減速などのリスクが指摘されており、株式市場では早くも、消費税増税の影響を受ける15年3月期の業績見通しに関心が移りつつある。
31日には、東証1部286社を含む上場企業411社が13年4~12月期決算を発表した。SMBC日興証券が前日までに発表した東証1部企業を集計したところ、金融を除く197社の経常利益は前年同期比36.7%増。また、14.2%に相当する28社が通期の経常利益予想を上方修正した。
「全事業で円安の効果があった」。セイコーエプソンの久保田健二専務は31日の会見でこう強調した。13年10~12月期の営業利益は57.6%増の408億円と、03年の上場以降で最高益を達成。これを受け14年3月期の営業利益予想を210億円多い790億円に上方修正した。