■新興国、消費税…先行きに懸念
13年10~12月期には年末に1ドル=105円まで円安が進み、多くの輸出関連企業に為替差益をもたらしたとみられる。1ドル=93円としていた想定為替レートを100円(14年1~3月期)に見直した富士通は、14年3月期の経常利益予想を50億円引き上げ1400億円とした。海外たばこ事業の収益が円換算で膨らんだ日本たばこ産業(JT)も、14年3月期の営業利益予想を上方修正した。
証券で大幅増益が相次ぐなど金融業界には株高の追い風が続く。取引参加料などが大幅に増えた日本取引所グループは、14年3月期の最終利益予想を50億円多い270億円に上方修正した。背景について、斉藤惇最高経営責任者(CEO)は31日、「東京証券取引所の1日平均の売買代金は3兆円と、昨年の2.4倍に増えた」と述べた。