景況感の改善も顕著だ。三越伊勢丹ホールディングスの13年4~12月期連結営業利益は、08年の経営統合後で最高。オリエンタルランドも13年4~12月期はすべての利益が過去最高となった。
好調な決算だが、不安要素も出てきた。アルゼンチンなどの通貨急落で新興国経済への懸念が高まっているからだ。
さらに気がかりなのは来期の業績だ。株式市場ではすでに、消費税増税による国内需要減の影響を受ける企業の株式が売られるなどの動きが出ており「投資家の視点はすでに15年3月期に向かっている」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)。外部環境の好転で業績が急回復してからほぼ1年。各社の本当の実力が試されるのはこれからだ。