タイ、小政党党首発言に脚光 TVでデモ批判「意思表明は選挙で」 (1/3ページ)

2014.2.3 05:00

ラック・タイランド党のチューウィット党首(ラック・タイランド党提供)

ラック・タイランド党のチューウィット党首(ラック・タイランド党提供)【拡大】

  • 反政府デモ隊による「バンコク封鎖」によって占拠されたアソーク交差点(小堀晋一撮影)

 下院総選挙を延期できるか否かで混乱を極めたタイの政局。昨年10月から始まった反政府デモは3カ月を超え、「バンコク封鎖」と銘打った主要交差点の占拠も2週間以上に渡った。タクシン派対反タクシン派の感情論に発展し、事態を一層複雑にしている。そうした中、反タクシン派であるはずの小政党の党首(下院議員)がテレビ番組で展開したデモ隊批判の主張を評価する声が広がっている。発言が賛同を得たのはなぜか。

 ◆感情論に冷静な対応

 この小政党の党首は、ラック・タイランド党(タイを愛する党)のチューウィット党首。1月15日、インラック選挙管理内閣が事態打開のために呼びかけた選挙実施に関する会合に出席後、反政府寄りとされる民放のチャンネル9に出演した。ラック・タイランド党はかねてからインラック内閣の政策に批判的で野党色を鮮明にしていた。番組でも当然、「政府批判」をしてもらえるものとチューウィット党首に出演を願った。

 チャンネル9によると、番組では女性キャスターからの質問に党首が答えるという問答形式を予定していた。ところが、冒頭から党首側が一方的に主張を展開し始めたことから、予定が大幅に狂ってしまった。チューウィット党首は、出演に先立ち出席した選挙会合で野党民主党党首のアピシット前首相とデモ隊を率いるステープ元副首相が欠席したことを取り上げ、「なぜ、2人は話し合いの席に来ないんだ」と大声で活を入れた。

 これにむきになって対抗したのが、目の前にいたチャンネル9の女性キャスターだ。顔を真っ赤にしながら「それはインラック政府が汚職にまみれて信頼できないから。デモは多くの人が支援している」と切り返すと、今度はチューウィット党首が「デモといっても、ほとんどが南部から来た民主党支持者ばかりだ」と反論。反政府デモ隊が求める「人民会議」の設置についても、「いったい、誰がそれを決めるのだ」と一蹴した。

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