民間シンクタンク10社の2013年10~12月期の国内総生産(GDP)の速報値予測が4日までに出そろった。物価変動を除く実質GDPは年率換算で平均2.6%増と、7~9月期の年率1.1%増から成長が加速し、5四半期連続でプラス成長となる見込み。消費税率引き上げ前の駆け込み需要で個人消費が堅調なうえ、公共投資や設備投資も伸びたため。速報値は、内閣府が17日に公表する。
各社別の予測では野村証券が実質で年率3.7%増と最も高い成長率を予想した。新車販売の伸びなどを織り込んだ。一方、ニッセイ基礎研究所は輸出の伸び悩みなどを考慮し最も低い1.8%増と予想した。他のシンクタンクは2.0%増~3.2%増だった。
14年1~3月期は、駆け込み需要でさらなる成長の加速を予測する声が多い一方、4~6月期の反動減を懸念する声も強かった。
2013年10~12月期の実質国内総生産(GDP)
成長率予測
野村証券 3.7
SMBC日興証券 3.2
大和総研 2.8
みずほ総合研究所 2.8
明治安田生命保険 2.7
BNPパリバ証券 2.5
日本総合研究所 2.3
三菱総合研究所 2.1
第一生命経済研究所 2.0
ニッセイ基礎研究所 1.8
10社平均 2.6
※前期比%、いずれも年率換算