G20 先進国が世界経済の牽引役 「緊縮疲れ」和らぎ成長加速へ (2/2ページ)

2014.2.23 01:22

 欧州でも、緩和の余地が生まれつつある。ドイツの基礎的財政収支の赤字は10年でGDP比2・0%だったが、11年に黒字に転じ、14年の黒字は1・8%に拡大。フランスも10年は4・8%の赤字だったが、14年は1・5%まで赤字が縮小する見通しだ。

 IMFによれば、先進国の14年の実質GDP成長率は前年比2・2%と13年比で0・9ポイント上昇。これに対し新興国の14年は5・1%と、08年以前の平均7・5%に遠く及ばない。ただ、新興国の成長率は15年には5・4%まで拡大する。その背景にあるのが「景気回復が軌道に乗った米国向け輸出の増加」(野村証券の木下智夫チーフエコノミスト)というシナリオだ。

 22日のG20で日本も経済特区や医療、農業などの分野で成長戦略が進展し、「世界経済の成長に貢献する」(国際金融筋)ことを強調した。23日に採択される共同声明にも、緊縮財政が和らぎ「先進国主導で回復する」世界経済の現状認識が盛り込まれる見通しだ。

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