--実際にF/Sを利用した企業は
「ユニークなところでは、沖縄発のローカルヒーロー「琉神マブヤー」を企画するマブイストーン(沖縄県豊見城市)。マレーシアでの事業展開のためにF/S支援事業を活用した。現地でのテレビ放映、キャラクターショー、グッズ販売の可能性に関し調査を行ったほか、法律上の制限やムスリム市場に対応するため文化や風習などの情報収集、共同制作パートナー候補企業との交渉も行った。先月から現地版マブヤー「琉神ジュワラー」がマレーシアの地上波で放映されている」
■Webサイトの活用も
--今後の展開は
「支援体制をさらに拡充する予定だ。今月から、Webサイトを活用して海外からの受注獲得につなげるための支援制度を始め、公募している。海外向けページの見せ方や物流、決済方法などをパッケージ化し、新たな海外販路の構築や海外販売の強化を支援していく。また人材育成としては、中小企業大学校において、海外展開を進める企業の管理者や実務者向けの実践的な研修を実施している。中小企業にとって海外展開のリスクは決して小さな物ではない。やみくもに、海外展開を考えるのではなく、海外で事業展開をする上での自社の特徴・強みを把握し、海外展開を行う際のリスクも踏まえ、十分な準備をした上で判断してほしい。海外展開について、気軽に相談先できる先として、ぜひ、中小機構を使っていただきたい。中小機構では、国内向けの支援制度も充実しており、経営に関するさまざまな相談にも乗っている。国内の経営相談から、海外にと言ったステップも踏める。中小機構の相談窓口の敷居は高くない。海外展開を検討しているならば、まず手始めに国際化支援アドバイスを利用してほしい」