【マレーシア機不明】ベトナム当局、不明機の一部を発見? FBIも捜査員派遣へ

2014.3.9 23:44

 【シンガポール=吉村英輝】マレーシアのヒシャムディン運輸相代行は9日の記者会見で、北京に向かう途中に消息を絶ったマレーシア航空機(乗員乗客239人)には、盗まれた欧州の国のパスポート(旅券)を使い、4人が不正に搭乗した疑いがあることを明らかにした。空港の監視カメラには、うち2人の映像が残っており、マレーシア当局が解析を急いでいる。

 マレーシア当局者によると、2人はタイで過去に盗難されたイタリア人とオーストリア人の旅券を使っていた。米CNNテレビは2人の航空券が連番で、タイで同時に購入されたと報じている。

 米連邦捜査局(FBI)は、捜査員の現地派遣を決定。米情報当局なども情報収集を始めているが、現時点でテロに結びつく情報はなく、マレーシア当局などは機体トラブルや操縦ミスも含め、消息を絶った原因を慎重に調べている。

 また、マレーシア軍高官はレーダーの解析結果として、マレーシア航空機が消息を絶つ直前に引き返した可能性があると指摘した。ただ、航路の変更に必要な管制当局への連絡やトラブルの発生を示す遭難信号の発信もなかったという。

 一方、海上で油のようなものが発見されたベトナム南部トーチュー島など南シナ海の周辺海域では、機体の捜索が続けられている。

 英BBC放送(電子版)などによると、少なくとも9カ国の艦船40隻、航空機34機が投入されており、中国海軍はミサイルフリゲート艦など4隻を派遣。米軍もイージス駆逐艦1隻を周辺海域に展開したという。

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